2021年5月13日木曜日

Lesson 51. オルタナティブメディスン

 身近な効率を求め続けることを善としてきた会社が本来あるべき姿に戻るように天の大修正力が作動しだしています。抗生物質が発明された時、人々は菌を退治することの喜びに浸りました。悪性菌と同時に生体に宿る神としての良性菌をも同時に殺してしまうことの意味を人々は軽んじていたのです。抗生物質は悪性菌を殺し、多くの人々を救いました。しかし、新しい抗生物質が生まれたその数だけより強力な悪性菌が新たに誕生していたのです。すでに、生体に優利に作用しない抗生物質の数は年々増えています。日本原人は、微生物を地上の神として崇めその営みと共棲させていただくことができるよう祈ってきました。微生物という神は人の祈りを正しく感じる意識を持っています。微生物がすべて殺されたとしたら、この地球の生命体は消滅します。微生物が、地に、空気中に、そして天に存在することによって私達は豊かな酸素を体内に吸収することができるのです。このことは、西洋医学と東洋医学の違いに集約されています。菌を殺し、生体から悪生物を取り除き、強い物だけが生き残るように処置する西洋医学に対し、東洋医学は全身をひとつの系として捕らえ反射点を見つけ、そこを治療することによって患部の細胞の営みを正しく整え、善循環を再生させようとする術を用います。この2つの比較を越えた新しい医療としてのオルタナティブメディスンという分野が今、開拓されようとしています。西洋や東洋を区別するのではなく、生命の営みを整える術には祈りの力が不可欠なのだという考え方もこのオルタナティブメディスンの医療理念の中に存在します。





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