2022年6月30日木曜日

Lesson 88. 心と身体をケアするあらゆる「院」のあるまち

少し調子が悪いなあ、何かずっと風邪が治らない、いつも腰が痛い、心配だ。
そんな時、人々は何処へ行くでしょう。
病院へ行く人もいます。
誰かに紹介してもらって鍼や灸の治療に行く人もいるでしょう。
知人から勧められた健康食品を用いてみる人もいるでしょう。
ほとんどの人が手探りでたまたま縁があることに着手するしかないのです。
自分の身体が今どのような状況なのかをあまり深刻にならず、簡単な方法で判る方法はないのでしょうか。
病院へ行くと何故か悪くなくても誰かの菌に感染してしまうかもしれないというような不安を誰もが持っています。

知院 TI-IN

そんな時は、まず知院へ行くことです。
自分の身体の不安な部分をその箇所の細胞の振動状況を細かに調べる仕組みがあります。
又、身体のシステムを分かりやすく説明してくれるキュレーターがいます。
書籍もたくさんあります。
コンピューターによる検索も手軽にできます。
知院の情報は、いきつけの病院にも連絡され、かなり心配な状態であれば血液検査やCTスキャンやMRAの検査へと進むことができるのです。
この知院のような心身の状態、又、頭脳の状態、魂の状態をあらゆる角度から細かく判定し、癒やし、再生し活性する知恵を丁寧に教えてくれる多様な院が自分の住んでいるまちの中にあり、各々の院には自分のデータがセットされ、いつどこへ行っても自分のコンディションを把握してくれているといったシステムが整っていたらどんなに安心でしょう。







人口20万都市の中心地域、このエリアには5万人の人々が暮らしています。
まちの中央には川が流れ、春には川岸に美しい桜が咲き乱れます。
商業施設はほとんど郊外に行ってしまい商店街は低迷しています。
市の人々をまちの中心に帰すためにも、このような心と身体のケアをきめ細かく対応してくれる院の復号化は有効です。

2022年6月23日木曜日

Lesson 87. 致命的な医療行政

日本の国民医療費は、総額28兆円です。

毎年1兆円ずつ増え続けています。

厚生省は、2025年には49兆円を突破すると見ています。

なぜ、こんなにお金がかかりながら不満足な医療なのでしょう。

日本には現在9600弱の病院があります。

そのうち80%は私立病院です。

私立病院の利益の全ては薬価差益です。

医療費の大半は薬に消えているのです。

診療報酬明細書の水増しは常識で、その総額は3兆円余りです。

ベッド一つ当たりの売上が決められ薬と点滴の売上が加算されていくのです。

薬価を決めるのは中央社会保険医療協議会(中医協)です。

製薬メーカーは厚生省に護られたまま国民医療費を食い潰しています。

製薬メーカーはMRと呼ばれる社員を病院に送り込み、医師に対するあらゆるサービスを提供して医師ととりくんでいくのです。

かつて彼等は年間1兆円の経費を使うといわれました。

これらが全て薬剤費に上乗せされつづけてきたのです。

日本の薬価は平均でイギリス・フランスの2.7倍、ドイツの1.4倍です。

勿論世界一です。

医療費全体の28%8兆円が毎年薬剤費に消えていくのです。

日本の医療は現在、臓器移植や遺伝子治療などの高度先進医療を推進する一方で、保険財政の危機を訴え、医療費抑制の必要性を強調するという二律背反政策の谷間で行われています。

又、介護や福祉のサービスも医療の場で行われていることも医療費を押し上げる原因になっています。

医療行政に最も必要なのは、哲学であり理念です。

人体に本当に必要なケアのシステムとそれに不可欠な治療用具や薬又は水や香りや塩や薬草や光etcの研究に薬剤費を回すべきです。

すでに抗生物質の効かない結核菌が登場し、厚生省は非常事態宣言をしています。

日常生活の中で免疫力を安定させるあらゆる方法を教え広め普及させていくのも本来は医療事業のひとつなのです。

西洋医学と抗生物質の限界が確実視されている中で、人間の身体はどのようにケアすれば本質的な回復傾向を示すのかについて省庁を超えた連係が不可欠です。

呼吸し、マイナスイオンを発し、菌を増殖させない建築技術を用いた病院で細胞を整え、遺伝子の損傷を再生する力を持つ、その人自身の情報の入った水を飲ませ、電磁波をエネルギーに変える変電装置を用いて、照明で抗酸化効果を与え、更に薬草や高質のハーブパウダーや高ミネラルソルトやミネラルエナジーウォーターで細胞を活気づけるといった肉体のファンダメンタルを再生する手法を入院患者に施す事の出来る医療システムをつくりあげなければなりません。

この為には、建設省や通産省や農水省との連合で厚生省が、高次元医療国家づくりのロングランのプロジェクトをおこさなければなりません。

又、その施設が日本各地のまちづくりとして組み込まなければならないのです。

 

2022年6月16日木曜日

Lesson 86. 地球と人にやさしい暮らしを生みだすまち

 医療に光を、まちに輝きを、健康でいきいきと生きるための、知恵と術を授けてくれる「院」とは何かについて

映画に出てくるヨーロッパやアメリカの病院に感じられるスペースの広さや、快適さに比べて日本の病院はなぜこんなに狭く質素なのでしょう。
事故の処理と怪我人のケアの為に、AMBULANCE という文字の入った救急車から降りてくる人々の動きはスピーディで、なぜあんなにも頼もしく見えるのでしょう。
それにも増して北欧の高齢者施設の文化レベルの高さは、日本と比べると100年以上進んでいるように見えます。
この国は、本当に世界第2位の経済大国の地位を経験したのでしょうか。
経済力に比べて、なぜこんなに医療と福祉の環境が貧しいのでしょうか。
団塊の世代が5年経つと60代にさしかかります。
空前の60代人口のシェアの高い社会が出現します。
現役で頑張っている人もいるでしょうが、誰もが何らかの体調不良を訴えているでしょう。 その頃には、現在の病院のベッド総数では到底足りなくなっているでしょう。
それ以上に心配なのは、今日の病院がその頃人々にどれだけ信頼を得る状況にあるかということです。
抗生物質が効かなくなっています。
1942年、抗生物質の Cymos を認識し、 対応力をつけてしまっているのです。
結核は世界中で増え続けています。 抗生物質の新しい原料を探しに人類は海の毒素を発掘しようとさえしています。
陸では、薬草や石が見直されるでしょう。
しかし、今日の医療の仕組みが変わらない限り、いくら素晴らしい海からの薬も、 薬草も薬石も医療の現場では使えないでしょう。
人々は、病院を安全な場と考えにくくなっています。
すべて検査の結果を第一として投薬と点滴と手術を繰り返すのみの病院に人を癒す心が消滅しているとさえ感じています。
イスラエルから東京へ来て、 長期滞在している女性は、日本の医療レベルを観て、 自分の眼を疑ったといいます。
これほどの経済力を持つ国が、 なぜ、こんなに貧しい医療システムしか持てないのか、と考えたのです。
イスラエルの病院の施設と医療システムのレベルは世界的に観ても優秀です。
彼女は、日本の病院には行きたくないという意志を明確に表明していました。
肝癌で細菌毒素が急増して、 死の瀬戸際に迄、辿っていた48才の女性が、 インドのアーユルヴェーダの技術と電磁波を逆転させた光線、薬石水、本人の体内情報をインプリントしたエキスを薬草石比調合水に1000分の1入れて、 飲むといった療法で奇跡的に回復し、病院側を驚かせました。
外出し、外食をし、自転車で自宅を往復するまでになった時、当初、よくもって10日か20日と言っていた病院の診断は6ヶ月は大丈夫と変わってきました。
家族や知人との3泊4日の自宅での滞在を終え、最後の検査の為に病院に戻るということになりました。
そして7日後、急死しました。
細菌毒素が脳に回ったのです。
細菌毒素は数々の病院以外のケアで徐々に沈静化していました。
そこへX線が当てられたのでしょう。
西洋医学の限界です。
細胞は悪性の光線と振動で急速に衰え、活動を止めてしまうのです。
このようなことは日常でおこっているのでしょう。
では、本来病院という存在を社会の中でどのような位置付けで見ればいいのでしょう。
急な身体的不調を感じた時、 近隣にどのような場があるべきなのでしょう。
全てを病院が吸収してしまうような状況は避けなければなりません。
又、病院側もそんなキャパシティは持っていないことを自覚しています。
大家族が消え、親から子へ、祖父から孫へといった日常のケアの知恵の伝承が途絶えている今日に心と身体の不安を浄化、 再生する時空間づくりをひとつひとつのまちを単位とした環境の中に作り上げなければならないと思います。