2020年12月17日木曜日

Lesson 31. 脳業の世紀へ

1999年に入って、北浜証券取引所の立ち合いの人々の姿が消えました。
大阪の風物史が又、ひとつ無くなったのです。
1人の堂業マンもいない証券会社が生まれ好調です。
松井証券は、インターネット取引のみで好成績を上げています。
購入するのは、オフィスワーカー達です。ほとんどが個人です。
コンピューターに向かって仕事をしている合間に購入するのです。
証券業は、汗と努力の営業という労力業から脳業に変化しています。
農業も、すでに脳業に変貌しています。
それには、野菜を売るのではなく、ベータカロチンを売るという発想に切り換えるということです。
物質は、微粒子にすることによって活性します。
野菜を育てる時点では、土の活性と活性水を与え、出来上がると今度は水分を抽出液にして保存し、残りを超ミクロのパウダーにします。
抽出液は、食材の生産時の触媒になります。
パウダーは、食べる時に活性水を加え、スープ状にすると高機能食品になります。
又、パウダーに目的別情報を電気的に刷り込むことができます。
日本のような賃金の高い国では、もう単純労力の仕事は採算に合いません。
ワーキングビジネスは、どんどん海外に移転しています。
海外研修生や留学生と称して大量の労慟者が海外から入っています。
ファクトリ一型のフリートレードゾーンができれば、そこでは海外の労働者達を大最に雇用することもできます。
しかし、日本人の雇用はワーキングではなく、これからはブレイニングでしょう。(Brainning)
もう、この日本での仕事のすべてが脳業化していくのです。




2020年12月10日木曜日

Lesson 30. 磨魂 RESOUL

 酸化の極地を還元に

地上に現れた物質はその瞬間から酸化の道を辿ります。
酸化、それは腐敗です。
腐敗して土に帰る、このシステムに狂いがおきてから地球は汚れていきました。
人工でつくられた物質による酸化を還元に転換する技術、それが地球を救うのです。


魂のアンテナを磨きましょう。
散りゆく花ビラを観て生命の源の摂理を感得する、
そんな風雅な心をみずみずしく再生しましょう。

摂理
PROVIDENCE


2020年12月3日木曜日

Lesson 29. 触媒 CATALYST

 触媒的な天の視座を持ちましょう

素粒子という極小の世界では、陽子と中性子が夫婦のように男になり女になり互いの役割を交換し続けています。
この動きのリズムが物質のゆらぎを生み出すのです。
高次元の触媒を加える事によって、もうひとつの中間子の動きに変化がおこります。
中間子が、陽子と中性子の動きをコントロールしているのです。
中間子の動きを変化させることのできる触媒が物質に奇跡の機能を与えるのです。
世の中を常に中間子のような触媒的立場で視る天の視座が、世の中を動かすのです。


極小の世界のゆらぎが変化すると、物質は奇跡的な機能を現し出します。
抗酸化力を持つプラスティックが生まれたり、自動車の排気ガスを極度に減少させる現象がおこったり、
免疫力を安定させる繊維が生まれたりするのです。

奇跡
MIRACLE



2020年12月1日火曜日

お手入れノート12月号を発行いたしました

     🌟お手入れノート12月号を発行いたしました。

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2020年11月26日木曜日

Lesson 28. 摂理 PROVIDENCE

風をおこしたい

風が水を運びます。
風が光を誘います。
風は波動、風はゆらぎ、風は始まりです。
地球の呼吸は1分間に18回、潮の満ち引きです。
地球の自転は1秒間に440m、風は西から東へ流れています。
風には水分があります。
いい風は自然を癒します。
悪い風は生命を減ぼします。
風は光を放ち電気を生み出します。
風は光を受けて気となり、水を再生するのです。


大地に眠る物質を微粒子にし、天の水と呼はれる最良質の水分と混合させると
常識を超えた椴能を生み出す触媒が誕生することがあります。

触媒
CATAtYST



2020年11月19日木曜日

Lesson 27. 循環 CIRCURATION

 微生物の崇高な生命愛を知る

地球上の生命体は微生物と植物と動物の3つです。

微生物は植物に酵素を与え、植物が動物に酸素を与え、動物は微生物に祈りを捧げる、この循環が地球の生命力を支えているのです。

その中心には光があり、すべての生命力の源となっています。

微生物が動物としての人間の祈りに共感した時、地球は本来の循環を取り戻すでしょう。


魂は、生命全体の遺伝子の中に存在しているのかもしれません。

生命全体の遺伝子はすべてに共通です。

人間の魂が磨かれることによって動物も微生物も植物も、各々の魂も美しく耀いていくのかもしれません。


磨魂
RESOUL

2020年11月12日木曜日

Lesson 26. 呼吸 BREATH

 光の息と水の息は人の息

太陽の呼吸と地球の呼吸と人間の呼吸は同じ速度とリズムでつながっています。
古代人は日照時間中のこの3つの呼吸数が13680回だということを知っていました。
1分間に18回、これが太陽と地球と人の呼吸数です。
海に打ち寄せる波の数と人間の呼吸の数が同じだということを知っている人もいるでしょう。



光が水分を蒸発させ、雨を降らせ、植物に水分を恵み、根源的な生命力を与えます。
更に、光が植物の呼吸を促し、酸素が導かれ動物の呼吸を支えています。
光がすべての循環の源になっているのです。

循環
CIRCURATION



2020年11月1日日曜日

お手入れノート11月号を発行いたしました

 🌟お手入れノート11月号を発行いたしました。

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2020年10月8日木曜日

Lesson 25. サイモス理論 ~同質の結晶~

 同質の結晶


同質の要素を持つものを丹念に集めて並べてみると、自然に一服の絵ができあがります。

一般的にはこれをコーディネーションといいます。

この宇宙は、ビッグバン時に一瞬に反物質に覆われた空間の中の物質からできています。

地球上は、たった 93種類の元素の編集によってすべての物質世界を構成しているのです。

何かと何かには、共通点がある、それを集めて一つの物語にしてみよう。

更に、その行為の触媒的役割を果たそうとしてRNA は考え、ホルモンという生命情報を持つ、体内の受容体は活動するのです。


眠りについている間、頭の中でもその日出逢った情報の同質の結晶はおこっています。

眠りとは、未来を洞察する為の智の編集の時空間なのです。

同質とは、共通のゆらぎを持ったものということです。

それは周波数のようなものです。


波長の合う人と出逢うと元気を取り戻すということも同じです。

買い物も、感性を刺激するモノと出逢うと満足します。

人体の中の平均 60 兆の細胞のひとつひとつには、30 億の文字が4つのタイプの暗号で描かれています。

この中に描かれているシナリオと同質の物と事に出逢うと人は感動するのです。

これも崇高な同質の結晶です。


男女の出逢いもこれに似ています。

互いに触れ合う要素とは好き嫌いをはるかに超えて細胞から発する周波数によります。

仕事も同じです。

同質の能力の結晶がおこらないと成功はありません。

自分の中に在る本源的能力に気づきそれと同調する社会への役立ち性を仕事にしている人以外の成功はありません。


学歴が出世の当てにならない社会はもっと進みます。

心から未来を描こうとする時には、希望的な姿では弱いものがあります。超必然性が不可欠です。

この道しかないと考えるレベルです。

それは、まず、おぼろげなイメージから始まります。映像が優先です。

かすかな絵姿が浮かぶのです。


脳でいうと右脳の役割が大切になります。

これを導くのは、RNAです。

DNA は RNA が指示する絵をコピーをして集めてきます。

RNA はそれを組み合わせてこの次生まれる人間の姿形特性を編集します。

DNAしか なければ、人間の顔形はすべて同じになります。

RNAの編集力が違いを生むのです。


編集発想を持って情報を集めると無駄がありません。

それにはます、キーワードが要ります。

例えば、4つのキーワードを決めます。

これは今の時代の求める欲求の対象となる言葉です。

まず、自然 Natural、集い society、やすらぎ Resoul、絵心 Art、この4つを満たす物や時空間は事業性をもっています。


この4つのテーマで映像情報を集めるとします。

例えば「集い society」るということは、スクリーンに写される映像のようにイメージを描くことです。

その映像を現実にする為に、エネルギーと時間をプログラムするのは、左脳です。

その後は、それを細胞内におとしこみ、意識の力でインプリントするのです。

細胞はそれを記憶し、更に記録します。

細胞はその生涯の中で、その記録を現実の形にしようとします。

細胞は、そのプロセスで出会った現実の為の必然性を持つ、物や事に対して、強烈な反応をみせるのです。

これが好き嫌いを決めるのです。


無意識のうちにこれらのプロセスは体内で続いています。

もし、生涯の中で現実化できなかったものは、遺伝子となって次世代に、次世代にと受け継がれます。

今、自分が求め辿りつこうとしているゴールは実は遠い祖先の誰かが想い求めたイメージなのかもしれないのです。

時空を日えて、イメージは編集され、同質の結晶を採りとて伝承されていく、これも Cymos 現象なのです。


2020年10月1日木曜日

お手入れノート10月号発行

  🌟お手入れノート10月号を発行いたしました。

今月号の特集は「妊婦さんの声に応えた化粧水」
トラブルの出やすい季節の変わり目にお勧めしたいデリケート肌専用化粧不水。
パッケージもやさしい色合いで癒し効果抜群。
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Lesson 24. サイモス理論 ~情報~

情報

潜在能力の育成


与える者と与えられる者の必然的な関係が情報を生みます。

発信者と、その内容に人々が無関心であれば、それは情報には成り得ません。

報道とは、関心があるかないかに拘わらず、公表しておかなければならない事実を一面で媒体化することをいいます。

個にとって必要かどうかでその質が決まるのです。


私達の体内も情報によって動いています。

眉根の奥に間脳があり、その中に視床下部というホルモンの分泌を司る指令塔があります。

ホルモンは血液中を流れて全身に情報を運びます。

ホルモンを待ち受けるのはレセプター受容体です。

絶妙な親和力で、ホルチンとレセプターは合体します。

その合体によって細胞核は活性化し、情報はエネルギーに変わります。

そのエネルギーは身体の表面に現れます表面に現れます。

それは人間そのものを情報化するということです。

元気そうな人、活気のある人に、人々は魅かれます。

生体から発せられるオーラを感じて人は人に接近するのです。

フェロモンもその一種です。

オーラやフェロモンは生体内を流れるホルモンという情報が体現化して新たに情報化されたのです。


このように情報は潜在的に生命が持っている機能や能力を育成する性質を持っています。

ピルは、擬似ホルモンです。生体内のレセプターはこの偽りのホルモンを間違えて吸収し、合体してしまいます。

この結果、身体は妊娠状態になります。

このことが全身に情報化され、子宮は、嘘の妊娠状態を情報として発します。

そのことによって精子は卵子に結びつくことを止めるのです。

情報そのものがディフェンスになるのです。


私達の体内には、平均 60 兆個の細胞がありますが、そのひとつひとつに 30 億の文字が 4つのタイプの暗号で描かれています。

私達の身体は天文学的な情報によって構成されています。

その膨大な暗号情報に従って、私達は日々の生命を生きているのです。

感動とは、体内情報の確認です。あらかじめ、体内に描かれているストーリーと同様の経験をすると私達は感動を覚えるのです。

それは一種の同質の結晶です。


南インドには、アガステアの葉という伝説があります。

長さ約 40cm、幅 10cm 位の木の板に、びっしりとタジール語で地球上すべての人々のルーツが書き込まれているというのです。

南インドには、この2つのアガステアの葉を大量に所蔵している家があります。

そこに行って自分の名前を示せば自分のルーツをすべてアガステアの葉を見ながら解読してくれるいうのです。

これが、ツアーなり、多くの人々が南インド詣をするようになりました。

自分で行けない人は、代行人を頼むという方法があります。

人間の運命や血縁の物語は、あらかじめ定められているのでしょうか。

又、インドの人々がいうように何度も生まれ変わるのでしょうか。


この輪廻転生の実験的論文が福島大学から出され、口コミで日本中に流通し、1997 年に出版されたといういきさつもあります。

日常の暮らしの中で、小さな判断を連ねながら生きている私達の、その判断というのは、私達の細胞にインプットされているものなのでしょうか。

もしそうだとしたら、その根源的生命情報の位置を真剣に受けとめ、それに従うことこそ心やすらかな生き方なのかもしれません。

悪い循環というのは、その DNA のテープに書き込まれていない別の情報による判断から蘇生するのかもしれません。

すべてを疑わしく考えたり、人の心に素直になれないでいる時は細胞内情報を無視して動いている時かもしれません。

内なる声に従うという大原則を忘れた民とその集団はいつの時代でも滅んでいったのでしょう。


情報とは、情をを報じると書くように「小」さくかすかな光の前触れとしてのひとときである朝焼けの直前の、透明感のある空の「青」のような Cymos であるオトヅレを視床下部で捕らえ体内の細胞に「報」じ、私達の心と身体を正しく機能させるという意味を持つ言葉として生まれているのではないでしょうか。


2020年9月24日木曜日

Lesson 23. サイモス理論 ~秩序~

秩序

自己組織化


太陽光は水に秩序を与えます。

光をあてると水の分子(クラスター)は小さくなります。

そのことによって、飲めば口当たりがまろやかな水になります。

腐りにくい水になります。

植物は太陽の光に、そのボディの奥をさらけ出します。

花は生殖器をオープンにして太陽の光に向かい合います。

葉は、上部の葉のわずかな隙間をかいくぐって光を受けようとポジション取ります。

植物は、このとによって光合成をします。

朝焼けの前の空は、ブルーになります。

やがて日の出と共に赤になり、太陽が昇るとイエローになります。

この時間を植物は切ないまでに待ちこがれます。

光が来臨すると、一斉に二酸化炭素を吸収し、酸素を発します。

この活動によって朝の森は、絶妙の人間の吸収場となります。


人間の細胞も太陽光によって秩序を再生します。

光を受け、新鮮な酸素を吸うこれに勝る健康法はありません。

大宇宙が 150 億年のサイクルで呼吸するように、生命は呼吸をします。

息を吸うと膨張し、息を吐くと収縮します。

膨張は集約であり、収縮は拡散です。

矛盾です。

ふくらんで、何故、まとまるのか、ちぢまって、何故、ひろがるか。

精一杯膨張すると、空間は自己組織化していきます。

秩序を生んでいくのです。


これは市場マーケットに似ています。

精一杯ひろがったバブル現象はその時すでに集約に向かっているのです。

へんに統制すると集約力ははたらきません。

集約はやめて別のゾーンに近未来の適度な膨張と収縮を循環させる市場をつくりだすことです。

オルタナティブなマーケットです。

メインマーケットはそのオルタナティブマーケットに影響され、バランスを早く取り出します。


秩序の維持を目指しても逆に乱れます。

秩序は、もうひとつのプロトタイプによって生まれます。

足元の社会の秩序の乱れを正そうとすると、人々は反発します。

秩序の美学をプレゼンテーションするオルタナティブな、メッセージプロトタイプをつくることの方が正しいのです。


肥満の人は、自分の体を見ても気づきません。

美しいプロポーションの人を見てはじめてその客観に気づくのです。


南方熊楠公は、粘菌の自己組織化を発見しました。

地球の三大生命である、微生物、植物、動物の生命の営みを併せ持つ生命体が、和歌山県の田辺の山の奥に棲息していたのです。

粘菌とは彼の命名です。

微生物が植物に酸素を出し、植物は動物に酸素を出す、それを受けて動物は屍になって土を肥やし、微生物の営みを助けます。

この循環の中央には光、太陽光が不可欠です。

この3つの循環系生命体の条件を併せ持つ生命体がいたということに彼は驚喜しました。

生命の全的宇宙性を発見したのですから部分ではなく全体を包容することによって生命は自己組織化し、自己循環するという真理の発見です。


時代は、アメリカが世界の産業をリードする力を蓄えている時です。

20世紀という未営有の経済至上主義、分業優先システムを生み出す前兆の頃でした。

人間という偉大なる自己組織力を持つ生命体の可能性を高め検討しようとする彼等にとって、個性と能力と分析による社会構造は許せなかったのでしょう。

粘菌の自己組織化力を論文にし、彼はこの生命体を動物として定義し、それが微生物性と植物性を持っているというように解決することを求めました。

明治政府の返答は、植物にするというものでした。


この頃から、世界は分業型大量生産社会に入ります。

個人は歯車の一部ならまだしも、使い捨ての労働になっていくのです。

チャップリンはこのことを映画モダンタイムスでアピールし南方熊楠は粘菌を通して訴えたのです。


この粘菌は英国の学説名を持ち、英国の博物館に今も、展示されています。

明治の初期に大英博物館のキュレーターとして働いた希なる存在であった熊楠ならではの結末です。


左右脳の分断がボケ現象を生むように人間という小宇宙を分断して観てはいけません。

すべてが結び付き、循環系を成しているという摂理を深く知るのです。

人間の能力も部分的評価で押さえつけてはいけません。

一人の人間の中にあらゆる能力と機能を発掘しようとすることに情熱を惜しまないことです。

2020年9月2日水曜日

新役員就任のあいさつ


会長就任あいさつ

皆さんが一番気になさっているであろうことは、なぜ、この時期、このタイミングなのか。また、ライディックの今後はどうなっていくのだろうか。ということではないでしょうか。
実は、わたくしは、この2、3年、タイミングをずっと計っておりました。今、世の中が大きく変わっているとき。ライディック自身も第三創業として新しく歩み出しております。この時こそ!今だ!と確信いたしまして、決断した次第です。
わたくしの想い、理念、ライディックのサイモス技術、色々なノウハウは、共に歩んできた喜多にすべてを託します。
わたくしは社長を退きますが、新社長の喜多をずっとバックアップしていく所存です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ライディック株式会社 新会長 小田進一

2020年9月1日火曜日

お手入れノート9月号発行

 🌟お手入れノート9月号を発行いたしました。

今月号の特集は「スペシャルケア」
夏の疲れが出る9月。
トラブル肌にもやさしいスペシャルケアをご紹介します。
毎日のお手入れに取り入れたいですね。

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2020年8月27日木曜日

Lesson 22. サイモス理論 ~心・ゆらぎ~ 後編

  ゆらぎ(後編)

細胞の原子核の中の素粒子は、実に自由奔放な生命体です。
例えば「あなたはこんな性格ですね」と決めつけられると「いいえ、わたしの性格はそんな言葉では言い表せませんよ」と言ってサラリと身を交わしてしまいます。
生命体は、決めつけられて枠にはめられる事を拒否するのです。

それは私達の心も同じです。
心は、私自身でありながらもうひとつ別の独立した意識を持っています。
私達は、自分の心を客観的に見るくせがあります。

「心が痛む」という想いを持っているこ とは、心を独立したものとして捕らえている証拠です。
物の時代から心の時代だといわれています。
それは、表面観の時代から内面性の時代という捕らえ方ができるでしょう。
内面性とは、体内を構成する 60 兆個の細胞に現されるように内面にある動物性への着目です。

細胞の極小の世界にも、大宇宙の律動と同様の営みがあるということへの関心の高まりこそ心の時代の真の意味です。
それは免疫という、私達が体内に抱え持っている第三の機能にも言及することができます。
免疫とは異物に対する抵抗を示す特性をもっています。
細胞の記憶にない新奇性を持つ物質を拒否しようとする生体反応です。
だから、免疫力のことを西洋の人々は軍隊と考えました。
都市に侵入する蛮族を食い止める防衛軍のように形容したのです。悪性菌の伝染による大量死亡の歴史を数多く持つ西洋社会は、最終的に抗生物質という菌の天敵を開発しました。
皮肉なことに、抗生物質の完成が、逆に悪性菌をこの
地球に増加させる結果になったのです。

免疫力という危険な能力と機能を体内に持っていることを私達は、もっとよく知る必要があります。
なぜなら、免疫力が災いしてひきおこされる病こそ、現代病とよばれるものだからです。
花粉症という現代病は、免疫力の誤作動です。
生体には決して悪くない花粉を吸い込んだ時に体内の免疫力が、悪性と判断して出動し戦闘し、体内を戦場化することによって、数々の不快な症状を引き起こすのです。

花粉の場合は、判りやすいのですが、様々な微生物までも誤解の対象になっていることがあります。
因不明の炎症や体調不良が、この免疫の誤解である自己免疫症から生まれていることが多いのです。

ず生体という私自身があり、次に意識や心という客観存在があり、それに対して免疫力は第三の自己だといえるでしょう。
心が閑息すると病気になるというのも細胞そのものが意識の作用によって敏感に反応するからです。

まして、免疫力は心の安定と密接な関係もあるのです

2020年8月20日木曜日

Lesson 21. サイモス理論 ~心・ゆらぎ~ 前編

  ゆらぎ(前編)


足利義満が建立した金閣寺は、北山文化を代表する建築物です。
黄金に輝く建物が、池に写る美しさはあのアルハンブラ宮殿さえ、及ばない壮麗さがあります。
日本の庭園文化は、この北山文化から始まりました。


縄文時代1万年間に原日本人は、大自然の営みから生まれた事物すべてを神として崇めてきました。
大自然を支えている微生物を神としてきた縄会文人は自然を模倣することをしませんでした。


微生物の生命の営みを、何よりも優先させるという智の重要性を心から理解できる知識をもつ人は、この世界でもほんのわずかです。
微生物が植物の生命を支きえていることを、本能的に知っていた縄文人達は、微生物の生命力の豊かな土地を求めて周遊して生活を営みました。


これはモンゴルの民や、ネイティブにアメリカンにも共通するものです。
縄文時代、日本人は、大自然という広大な庭で生きていたといえます。 
弥生時代以後、日本人は庭を疑似自然の象徴としてつくりあげたのです。


庭づくりは、まず風上に「ししおどし」という水の流れで上下する竹の器の音を、最も快適に響き渡るような位置につくることからはじめられました。
その庭の形を、北山文化時代の貴族達は「心」という文字を形態化してつくりあげたのです


心という文字は、3つの点とひと筋の線でて描かれています。
これは、素粒子の中の3原色としての3つの点、赤・青・黄と気のながれを現すラインとで表現されているのではないでしょうか。
ゆらぎの表現、この書でいう Cymos Line です。
Cymoslineが極小世界のクォークの中の三原色につつまれ
て存在する、それが心を現すのではないかと思います。
ここでいう三原色とはまさに光です。
3つの光の中央にゆらぎを持つ、それが心なのでしょう。心、それは細胞の極小世界の中の営みがゆらいでいる状態だといえます。


60 兆の細胞のひとつひとつに心があり、それが全体として波をおこすこと、これがCymos の真理です。
心には色がある。
このことを追求することは大切です。


色、それは美の基礎をなす条件です。
色、それはエネルギーそのものでもあります。
光が生命のキィーを握っているとすれば、色の状態こそ生命のコンディションのすべてを反映するメジャーになり得るのです。
ろうそくの火のゆらぎを見ていて落ちつくのは、それが心の動きに似ているからです。
同様に体内の細胞もゆらいでいます。
平均すると 60 兆個の細胞でできている人体は、その奥に膨大な量の原子核を持っています。
その中の陽子と中性子は、互いに仲のいい恋人のように立場を交換しながらゆらぎを続けています。
この双方のバランスをとるのが中間子メゾンです。


バランスが最高の状態に達すると、原子核の囲りを回っている電子が極小軌道をとります。
その電子の軌道のずれによって光が生まれます。
細胞の活性化というゆらぎは、このように生まれるのです。
絶妙のゆらぎは光を伴うのです。


又、光は1秒間に1兆回のゆらぎを持っています。
健康的な人体は、オーラAURAにつつまれています。
原子核からバイオフォトンという光を発しているのです。
このオーラ AURA には色があります。
写真として、この色を写しとる技術が生まれています。
体をつつむ色で、その人の性格や心の在り方までを分析する手法も確立されています。