2020年8月6日木曜日

Lesson 19. サイモス理論 ~意識・ 背骨~

意識 背骨


背骨のない動物には、意識はありません。
意識がないということは、その動物自身が自分が何者か判っていないということです。背中を軸に、左右に神経が膨大な量で走っています。
背筋にゆがみがおこると、それが圧迫され脳に指令が伝わらなくなり、反応が弱くなります。
生きる目的や方法論に、最短距離で近づけなくなるのです。
方向が定まらなくなるのです。


背骨というのがそれ程大切なものだということをよく判って生きている人は、意外に少 ないようです。
私達が人類として生きるようになって、50 万年といわれます。
猿だった時代、私達は四 本足で歩いていました。
それがどうして二本足であるくようになったのかこれは謎です。
一説によると、月が極端に地球から離れたのを見て驚いて猿は一斉 に立ち上がったのだという説があります。
月は宇宙の膨張にともなって年間 3cm ずつ地球から離れています。
それが急激に何万km も急に離れたのだとしたら月の大きさが急激に小さくなるのですから驚くのも無理はありません。


立つことによって人間の脳は大き くなりました。
下半身の上に上半身が乗るようになって背骨というのが非常に大切になっていきました。
背骨がしっかりしているかどうかで、人間の質が決まる位、背骨が軸になっていきました。


二本足で立って以来、人間は物を持ち上げることができるようになりました。
腕に力がでてきたのです。
手に石棺を持てるようになったのです。
それは、人間に道具をつくる知恵を生みました。
その道具を使いこなす指令を脳と結ぶのが、実は背骨なのです。
背筋力というパワーがないと重い道具は使えないのです。


れは武器を扱う能力にもつながります。
重い剣を持って戦うには、背筋力の強さが勝負を分けたのです。
背筋力の強化は、背骨を護る筋肉を育てました。
武両道というのは、剣道の練習による背筋力の強化が背骨を護り、背骨を伝わって脳に明快なメッセージが伝わり、頭脳も明晰になっていくのです。


逆に、背中にカのない人は、意識の力も弱く中枢神経のコントロールスピードはつかないのです。


1969年にNASA が始めたエアロビクス運動は、体内の有酸素運動の強化が目的でしたが、合わせて自己の治癒能力向上のムーブメントとして、フィットネスダンス 5とジムを生み人体の背筋力の強化をもカリキュラム化したのです。
30 年後、フィットネスは日常生活に定着しました。
東洋の健康法を母体とした、アメリカ西海岸から生まれたフィットネスブームは、母体
である東洋から気功ブームを呼び起こし、やがてそれらはヒーリングブームへと結実していきました。


背骨は、英語でバックボーンといいます。
Back Bone、それは人間が生きていく上で何が正しいかを問いかける母体でもあります。
そこには文化があります。
文化は英語で CULTUREです。
CULTURE は CLTIVATE=耕作から導かれました。
文化とは、耕すことの延長線上に生まれます。


歴史とは、自らの民族としてのルーツを耕した結果を編集したものです。
ルーツを耕さなくなった人々に文化はありません。
背骨にはその人の、民族、部族、種族、としての文化か勝りとして凝縮しています。
背骨を伸ばすこと、ていいは自分達の民族の文化を ATTITUDE =姿勢を通して、
メッセージすることにつながります。


背骨を伸ばすことによって神経のラインがスムーズになり、前頭葉に存在する生体マグネタイト、磁性細菌が活発に動きます。

そのことが予感力や予知力を高めることにつながるのです。

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