2020年8月20日木曜日

Lesson 21. サイモス理論 ~心・ゆらぎ~ 前編

  ゆらぎ(前編)


足利義満が建立した金閣寺は、北山文化を代表する建築物です。
黄金に輝く建物が、池に写る美しさはあのアルハンブラ宮殿さえ、及ばない壮麗さがあります。
日本の庭園文化は、この北山文化から始まりました。


縄文時代1万年間に原日本人は、大自然の営みから生まれた事物すべてを神として崇めてきました。
大自然を支えている微生物を神としてきた縄会文人は自然を模倣することをしませんでした。


微生物の生命の営みを、何よりも優先させるという智の重要性を心から理解できる知識をもつ人は、この世界でもほんのわずかです。
微生物が植物の生命を支きえていることを、本能的に知っていた縄文人達は、微生物の生命力の豊かな土地を求めて周遊して生活を営みました。


これはモンゴルの民や、ネイティブにアメリカンにも共通するものです。
縄文時代、日本人は、大自然という広大な庭で生きていたといえます。 
弥生時代以後、日本人は庭を疑似自然の象徴としてつくりあげたのです。


庭づくりは、まず風上に「ししおどし」という水の流れで上下する竹の器の音を、最も快適に響き渡るような位置につくることからはじめられました。
その庭の形を、北山文化時代の貴族達は「心」という文字を形態化してつくりあげたのです


心という文字は、3つの点とひと筋の線でて描かれています。
これは、素粒子の中の3原色としての3つの点、赤・青・黄と気のながれを現すラインとで表現されているのではないでしょうか。
ゆらぎの表現、この書でいう Cymos Line です。
Cymoslineが極小世界のクォークの中の三原色につつまれ
て存在する、それが心を現すのではないかと思います。
ここでいう三原色とはまさに光です。
3つの光の中央にゆらぎを持つ、それが心なのでしょう。心、それは細胞の極小世界の中の営みがゆらいでいる状態だといえます。


60 兆の細胞のひとつひとつに心があり、それが全体として波をおこすこと、これがCymos の真理です。
心には色がある。
このことを追求することは大切です。


色、それは美の基礎をなす条件です。
色、それはエネルギーそのものでもあります。
光が生命のキィーを握っているとすれば、色の状態こそ生命のコンディションのすべてを反映するメジャーになり得るのです。
ろうそくの火のゆらぎを見ていて落ちつくのは、それが心の動きに似ているからです。
同様に体内の細胞もゆらいでいます。
平均すると 60 兆個の細胞でできている人体は、その奥に膨大な量の原子核を持っています。
その中の陽子と中性子は、互いに仲のいい恋人のように立場を交換しながらゆらぎを続けています。
この双方のバランスをとるのが中間子メゾンです。


バランスが最高の状態に達すると、原子核の囲りを回っている電子が極小軌道をとります。
その電子の軌道のずれによって光が生まれます。
細胞の活性化というゆらぎは、このように生まれるのです。
絶妙のゆらぎは光を伴うのです。


又、光は1秒間に1兆回のゆらぎを持っています。
健康的な人体は、オーラAURAにつつまれています。
原子核からバイオフォトンという光を発しているのです。
このオーラ AURA には色があります。
写真として、この色を写しとる技術が生まれています。
体をつつむ色で、その人の性格や心の在り方までを分析する手法も確立されています。

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