2020年10月1日木曜日

Lesson 24. サイモス理論 ~情報~

情報

潜在能力の育成


与える者と与えられる者の必然的な関係が情報を生みます。

発信者と、その内容に人々が無関心であれば、それは情報には成り得ません。

報道とは、関心があるかないかに拘わらず、公表しておかなければならない事実を一面で媒体化することをいいます。

個にとって必要かどうかでその質が決まるのです。


私達の体内も情報によって動いています。

眉根の奥に間脳があり、その中に視床下部というホルモンの分泌を司る指令塔があります。

ホルモンは血液中を流れて全身に情報を運びます。

ホルモンを待ち受けるのはレセプター受容体です。

絶妙な親和力で、ホルチンとレセプターは合体します。

その合体によって細胞核は活性化し、情報はエネルギーに変わります。

そのエネルギーは身体の表面に現れます表面に現れます。

それは人間そのものを情報化するということです。

元気そうな人、活気のある人に、人々は魅かれます。

生体から発せられるオーラを感じて人は人に接近するのです。

フェロモンもその一種です。

オーラやフェロモンは生体内を流れるホルモンという情報が体現化して新たに情報化されたのです。


このように情報は潜在的に生命が持っている機能や能力を育成する性質を持っています。

ピルは、擬似ホルモンです。生体内のレセプターはこの偽りのホルモンを間違えて吸収し、合体してしまいます。

この結果、身体は妊娠状態になります。

このことが全身に情報化され、子宮は、嘘の妊娠状態を情報として発します。

そのことによって精子は卵子に結びつくことを止めるのです。

情報そのものがディフェンスになるのです。


私達の体内には、平均 60 兆個の細胞がありますが、そのひとつひとつに 30 億の文字が 4つのタイプの暗号で描かれています。

私達の身体は天文学的な情報によって構成されています。

その膨大な暗号情報に従って、私達は日々の生命を生きているのです。

感動とは、体内情報の確認です。あらかじめ、体内に描かれているストーリーと同様の経験をすると私達は感動を覚えるのです。

それは一種の同質の結晶です。


南インドには、アガステアの葉という伝説があります。

長さ約 40cm、幅 10cm 位の木の板に、びっしりとタジール語で地球上すべての人々のルーツが書き込まれているというのです。

南インドには、この2つのアガステアの葉を大量に所蔵している家があります。

そこに行って自分の名前を示せば自分のルーツをすべてアガステアの葉を見ながら解読してくれるいうのです。

これが、ツアーなり、多くの人々が南インド詣をするようになりました。

自分で行けない人は、代行人を頼むという方法があります。

人間の運命や血縁の物語は、あらかじめ定められているのでしょうか。

又、インドの人々がいうように何度も生まれ変わるのでしょうか。


この輪廻転生の実験的論文が福島大学から出され、口コミで日本中に流通し、1997 年に出版されたといういきさつもあります。

日常の暮らしの中で、小さな判断を連ねながら生きている私達の、その判断というのは、私達の細胞にインプットされているものなのでしょうか。

もしそうだとしたら、その根源的生命情報の位置を真剣に受けとめ、それに従うことこそ心やすらかな生き方なのかもしれません。

悪い循環というのは、その DNA のテープに書き込まれていない別の情報による判断から蘇生するのかもしれません。

すべてを疑わしく考えたり、人の心に素直になれないでいる時は細胞内情報を無視して動いている時かもしれません。

内なる声に従うという大原則を忘れた民とその集団はいつの時代でも滅んでいったのでしょう。


情報とは、情をを報じると書くように「小」さくかすかな光の前触れとしてのひとときである朝焼けの直前の、透明感のある空の「青」のような Cymos であるオトヅレを視床下部で捕らえ体内の細胞に「報」じ、私達の心と身体を正しく機能させるという意味を持つ言葉として生まれているのではないでしょうか。


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