2021年7月15日木曜日

Lesson 60. 光恵空間という高次元空間

  例えば、未来に向けて、自分以上に会社の為に何を成すべきかを討論する互恵心の豊かな集団のいる場所には、天の恵みとしてのカスケードシャワーが降り立ち、知識を知恵に変えていきます。商いを営む店の人々が互恵心を豊かに持ち帰りを忘れず微生物の営みに心を注いでいるとしたら、そこにもカスケードシャワーが舞い降り、商いの循環を高めます。街の中のある小さな界隈にお洒落で洗練された人々が集まりだし、街に光が漂うように明るくなっていく、そんな状況は世界中の所要都市に常に起こっています。ニューヨークのSOHOエリアのグリーンストリートのZONAというコンセプチュアルライフスタイルストアには、1985年当時カスケードシャワーは確実に舞い降りていました。ロンドンのコベントガーデンのデザイナーズブディック、ポールスミスの店にも1980年以降、カスケードシャワーは幾度か降り注いでいます。パリのレ・アールのアニエス・ベーのブティックには今も休みなく光のシャワーは降り続けています。人々は競うように、そんな場に集まり、そこで物を求めます。それは物を求めているのではなく、光を求めているのです。なぜ、ZONAやポールスミスやアニエス・ベーに光の恵みがあるのでしょう。それは、その場づくりをしたひとびとが、宇宙の偉大なる霊的構造の似姿はいかにすれば創ることができるのかの作法を自然体で熟知しているからなのです。


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