2020年4月23日木曜日

Lesson 4. 情報の整理


いったん情報を止めて自分の意識を土を耕すように丹念に掘っていくと、自分の意識の素晴らしいところが、どんどん浮かび上がってきます。
意識は、その行為によって自分らしく確立していきます。

こう生きればいいのかな、自分はやっぱりこんなタイ プでいこうかな、まず軽く考えることです。
自分の好きな世界を 見つけるんです。
ローラ・アシュレイの花柄の世界なのか、コム デ ギャルソンのモノトーンの世界なのか、アニエスbのベーシックなのか、何もひとつに決めることはありません。
3つか4つピックアップするんです。
そして、その各々のオリジンがどうしてできあがっているのかを見据えるんです。

ローラ・アシュレイは、イギリスの伝統から生まれました。
アニエスbは、パリの下町のスタイルから生まれています。
又、オリエンタルのチベットやバリ島の味がとても好きな人もいるでしょう。
その場合はきっとその人の中に、その文化のルーツが細胞の記憶として入っているんです。
そんな決め事が浮かんでくれば、この溢れ返る情報の社会にフリースタイルで飛びこんでいくことです。

自分に妥協せず決めたフレームの味に添わないモノは買わない、又、取り入れないことです。
本当に好きじゃないのに、たまたまというのをおさえてみるんです。

そうすると、溢れる情報は、ひとつの木のように整然と整理されていきます。
取捨選択が容易になります。
要らない・関係のないモノを持たないんです。

残 ったモノを自分なりに組み合わせてみると、自分だけの情報ができあがります。
もう情報化社会は、恐くなくなります。
時代に取り残されるどころか時代をリードしていけるかもしれません。
 そんな自分への自信がでてくると神経は水のように浄化していきます。
素直になれ、時代の流れがゆっくりと見えてきます。 
その次に、自分が何か新しいモノを創りだしたいという気持が 湧いてくるのを待つんです。
それは、まるで星の王子さまが窓辺からそっとしのびこんでくるようにやってきます。
自分にこ んな能力があったのかと疑う程、凄いことが簡単にできてしまうことがあります。
細胞が火のように活き活きと燃え創造のエ ネルギーが発散するのです。

まず耕す、耕しからでてきたモノと世間の情報とを結ぶ、そうすると浄化し、次に粋に創造的に生きる術が見つかるんです。
それを耕結浄粋といいます。

耕は土・意識、結は木・情報、浄は水・神経、粋は火・細胞です。 

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